読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

SpaceFlier

写真で綴る、趣味と猫と旅行のノート

沢にはマクロレンズを持っていきたい

EM127730.jpg

先日の払沢の滝・天狗滝ハイキングの続きです。この日のハイクの主役は滝ではあったのですけど、そこへ至る道々、沢沿いということもあり心をくすぐるものがそこかしこにあるんです。

そんな時はマクロレンズでといきたいところですが、あいにくこの日はMZD 12-40mm F2.8 PROとMZD 40-150mm F2.8 PROの2本とマクロレンズは持ち合わせていませんでした。幸いこの2本はハーフマクロ程度には寄れるので目一杯寄って撮ってみました。

EM127750.jpg

顔にかかるとうっとうしい蜘蛛の巣もキラキラときれい。巣にかかっているのはどこかから吹かれて飛んできた藤の花びらです。

EM127733.jpg

登山道の脇に目を落とすと苔むした切り株に新しい芽が出ていました。
木漏れ日がスポットライトのように差し込み、新しい命を祝っているかのようです。

EM127787.jpg

滝壺を漂うツツジの花や

EM127794-Edit.jpg

岩肌から顔を出すヤマアジサイコガクウツギ。(指摘がありましたので訂正です)

この2枚は近づけない場所にあったのでMZD 40-150mm F2.8 PROに助けられたのですけど、振り返ってみるとZD 50mm F2 MacroかMakro-Planar 2/100を持って行っておけば良かったなと感じてしまいます。

Falls of Okutama

そういえばクローズアップの写真ではありませんが、天狗滝の近くにあった欅?の木が神々しくて日を改めてまた撮りに行きたいと思わせてくれました。

滝はいいぞ!三脚担いで軽ハイク 払沢の滝・天狗滝

Falls of Okutama

夏のような陽気の土曜日、朝はちょっと町内の用事があったので半日程度で行って帰ってこれる軽いハイクに行ってきました。

候補地はいくつかあったのですが、皆野の天空のポピーはまだポツポツの開花状況だそうですし、悩んだもののOKP (id:OKP) さんにおすすめしてもらった払沢の滝・天狗滝に行ってみることにしました。ルートを調べてみても昼から歩いて、かなりのんびりしても16〜17時頃には戻ってこれる感じですが、せっかく滝を目的にしていくので色々と試してみましょう。

f:id:sfTKL:20170521174830j:plain こんにちは信号マンです

試してみたかったことの一つはこれ。
ザックに三脚を載せて歩くときの重量感やバランスの確認です。三脚はSLIKのグランドマスターにバンガードの自由雲台TBH-250で、合わせてちょうど3kgです。ザックの合計の重量は10〜11kgぐらいと、払沢の滝から天狗滝までの往復にしては大げさな感じですが、こんな時でもなければ余裕もって試すこともなかなかできませんのであえて重くしてみました。

しっかり体力削って最後のご褒美を美味しくいただきたいという邪な思いもあったりするんですが・・・高山に登る時にぶっつけ本番でやるのは怖いですからね。

ハイレゾショット

Falls of Okutama

ハイキングルート自体は(とても短いルートですし)特筆することはないのですが、写真については色々と試してみました。その一つがハイレゾショット。8回露光したものを合成して80MP(8000万画素)の画像を得るというE-M1 MarkIIの機能です。で、これをやるために三脚が必須だったりもするのです。(リンク先Flickrで大きいサイズでご覧いただけます)

以前は露光中に動く物(この場合水)があるとそこに妙なノイズが現れることがあったようですが、試してみたところ特に気になるようなところはありませんでした。

Falls of Okutama

ちなみにこちらはハイレゾで上下2枚に分けて撮影してパノラマ合成しました。で、繋いでみて約104MP。ほとんど6:7という比率だったので少しカットして6:7にしてみました。デジタルバケペンがあったらこんな感じなんでしょうかね?

EM127842-Edit.jpg

こちらは登山口付近の沢。ハイレゾショットはF8までしか絞れずシャッタースピードを伸ばすのに限界があるので、そろそろNDフィルターも考えなきゃなぁなんて感じてます。

シャッタースピード

さてさて、ここまで超高解像の滝を撮ってご満悦していたわけですけれども、三脚を持ってきたのはそれがためだけではありません。滝というのはですね(中略)まぁいろいろあるわけです。

Falls of Okutama

シャッタースピードを上げて飛び散る水の一粒一粒を克明に捉えたり

Falls of Okutama

逆にスピードを落として水の流れを糸のように写したり。

Falls of Okutama

はたまた、シャッタースピードの違う2枚を合わせてみたり。(水面の上下で違うコマを合わせています)と、滝ひとつでも三脚があると様々な撮影に挑戦できて楽しいのです。

とは言え、やはり雲台と合わせて3kgは重い。これが190go!のカーボンモデルなら雲台込みで1.8kgなるのは魅力ですよね。しかし、結構値が張るし、うぅむ。

たっぷり歩いた身体にご褒美

f:id:sfTKL:20170521213508j:plain

こんな感じに滝三昧した土曜日でしたが、気温も30度近くと夏のような暑さだったこともあって最後に甘いご褒美です。檜原とうふ「ちとせ屋」さん、とうふソフトやうの花ドーナツがとても美味しかったのですが、驚いたのはそもそものお豆腐。

実は私の祖父も豆腐屋で、その祖父が作る以上に美味しいと感じた豆腐に出会ったことがないのです。(身びいきも多分にあると思いますが、本当に美味しかった)

で、試食に置いてあった豆腐を一口食べてみたところ驚きました。祖父の豆腐にとても似た味。わずかに祖父の豆腐よりサッパリしている気はしますが、これはぜひとも湯豆腐や冷や奴で食べたい!

f:id:sfTKL:20170521214737j:plain

ということで2丁お持ち帰りとなりました。

OM-DとOM ZUIKO(オールドレンズ)のススメ

f:id:sfTKL:20170514145333j:plain

OM ZUIKOレンズを持っていながらこれまで純正同士の組み合わせではなく、α7IIにマウントアダプターを介して使っています。

もともと35mm版を前提にしたレンズなので、同じく35mm版フォーマットのα7IIで使うのがレンズの持ち味を発揮できる組み合わせであることは確かなんですよね。

ただ、少し前に御岳山ハイクでMakro-PlanarをE-M1 MarkIIで使ったとき「画角が2倍(の焦点距離)相当になるのは、コンパクトなレンズで超望遠が狙えるしアリかも」なんて感じたので、買ってみましたOM-MFTアダプター。

本題に行く前にこのアダプターの印象をざっくりと。
オーバーインフで作ってあるので無限遠は問題無し、レンズ面との接合は強すぎるかも?(レンズの付け外しが固い)、ボディ側・レンズ側とも回転角の遊びが大きめでマウント後も少し回転方向にグラつきアリ、といわゆる廉価アダプターな感じです。(バリなどはなく作りはきれい)

レイクォールなどの高価なアダプターはマウント面の圧着力も適切でマウント後のグラつきもなく、フランジバック合わせのただの筒といえど価格の差はそんなところに出ているのかなという印象です。なのでK&F Conceptアダプターに実用上の問題はありませんが、高精度と詠うのはちょっとどうかな〜と感じたりもするのが正直なところ。

ちょっと愚痴っぽいことを書いてしまいましたが、実際フォーサーズフォーマットであるOM-Dシリーズに銀塩時代のOM ZUIKOレンズを使ってみるとどうなのか?というのが本題です。手持ちのOM ZUIKOレンズで夕方の公園を撮影してきたので実際の写真で見ていきたいと思います。

ちなみに、E-M1 MarkIIにはボディ内に手ブレ補正機構が搭載されているのでオールドレンズでもしっかり手ブレ補正が効きます。今回使ったような開放F値が暗めのレンズでもシャッタースピードの選択肢が広く取れるのはうれしいですね。また、ボディにあらかじめレンズ情報を登録しておくことで手ブレ補正の焦点距離の入力を省けるほか、EXIFにもレンズ情報が記録されます。(絞り値は開放のままですが)記憶が定かではありませんが、E-M5 MarkIIやPEN Fでも同様だったと思います。

21mm F3.5(42mm相当)

EM127603.jpg

私が持っているOM ZUIKOレンズのなかでは最もOM-Dで普通に使えそうなレンズです。画角は42mm相当とちょっと広めの標準画角。最短撮影距離も20cmと寄れる上にコンパクトなのでハンドリングも軽快です。

EM127607.jpg

開放F3.5なので大きなボケを望むような使い方にはなりませんが、素直で柔らかみがある写りです。α7IIで21mmの画角のまま使うと結構ゴリゴリと力強い描写だったのでちょっと意外でした。

ただ20mm付近の単焦点というと、MFTにもパナソニックの20mm F1.7やSIGMAの19mm F2.8がありますし、相場的にも同じぐらいの出費になってしまいますので、この丸みのある描写にどうしてもという気持ちがなければ新たに買うようなレンズでもないかも知れません。(本来の21mm画角で使うのであれば話は別です)

良品が適度な価格で出ていれば試してみてはいかがでしょうか?というところ。

135mm F3.5(270mm相当)

元々の135mmという画角ならなかなか楽しいレンズなのですが、35mm版換算すると270mm相当とかなりの望遠。レンズ自体がコンパクトで望遠らしさを感じないということもあって最初は大いに戸惑いました。しかし、このレンズはピントの山が穏やかで掴みやすいので気軽にスナップできてしまうという意外な結果でした。

EM127595.jpg

200mm F4(400mm相当)

EM127700.jpg

さて、問題はこのレンズ。もとよりピント面のシャープさは凄まじく、おまけにF値から想像する以上にピントが薄いのです。それが400mm相当になるわけで扱いが難しくないわけがないのです。実際、画角は強烈に狭くフォーカシングは想像していた通り薄氷を踏むような感覚、上の写真のように止まった物ならなんとかなるものの動く物はとにかく難しい…

EM127684.jpg

ムクドリが群れで飛び立つところも20枚ほど連写した中、なんとか成立していたのはこの1枚だけでした。

ピントの立ち上がりが急激で少しでも外すと明確に分かるレンズだけに使いこなすのは容易ではありませんが、相場は1,000〜3,000円程度でアダプターと合わせても5,000円未満でMF超望遠という遊びができるのは魅力です。(このレンズは1,000円で購入したものです)

自由雲台と組み合わせた三脚に据えてという条件なら化けてくれそうな予感がします。

まとめ

MFT(マイクロフォーサーズ)では本来の倍の焦点距離相当の画角になってしまってレンズの持ち味が失われないかななんて心配は杞憂でした。いずれのレンズも開放F値が単焦点としては暗めの3本(いわゆるZUIKOの暗い方)でしたが、かえってその方が楽しみやすいのではないかと感じることもありました。なにより、画角に対して思いの外寄れるのでけっこう楽しい。

F1.4や1.8のレンズになるとどうしてもボケだとかを気にしてしまいますが、最初からボケないレンズというのは気持ちが楽です。気軽に構えて気軽に撮る、そこから出てくる画は現代のレンズと較べていずれもクセがあって個性的です。

そんなわけで28mmなんてレンズも少し気になってしまったりしていますが、MFTでオールドレンズを使うのもなかなか楽しいですよというところで締めたいと思います。