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写真で綴る、趣味と猫と旅行のノート

α7IIと超広角レンズがやってきた(オールドレンズ使用についてのまとめも)

新宿にあるとある中古カメラ店からD750を売ってくれたらα7IIがほぼ追加投資なしで手に入るよ、と悪魔のようなメールが届きまして少し逡巡した結果、α7IIと超広角レンズが手元に届くという状況になっていました。

それ自体はカメラネタとして定番のアレなのですが、カートの決済ボタンをクリックするまでには様々思うこともあり、その辺りの事情をα7シリーズやフルサイズセンサーのデジタル一眼カメラの購入を検討している方の参考になればとの思いで、書き出してみようかと思います。(意外と真面目なやつです)

D750を手放してもいいと考えた理由

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E-M1とD750

これはひとえにOM-D E-M1 MarkIIの存在があったからです。
2016年末、発売日に手元に届いたE-M1 MarkIIでこれまで初代E-M1で気になっていたシチュエーションの写真を撮ってみて非常に驚きました。

それというのも、これまでオリンパスが新製品の発売にあたり謳ってきたコピーは「嘘ではないけど真に受けるのもね・・・」といういわゆる宣伝文句で、蓋を開けてみると「まぁ、そんなものかな」とがっかりはしないながらも期待していたほどでもないということが多かったのです。それが、今度のE-M1 MarkIIではあらゆる面で予想を良い方向に裏切ってくる凄まじい進化だったのです。

特に朝焼け・水鳥・星空とカメラの底力を試されるシチュエーションにおいて、高感度域ではD750にややアドバンテージはあるものの、私の使用するシーンにおいて、もはやD750の必要性は薄いと言わざるを得ない性能だったのです。(被写界深度の浅さが必要なシーンと画角以外ではD750である理由がなくなったのです)

それらに加えて、ニコン純正レンズ群があまり好みと合致しないというのもあったりしてFマウントにこだわる理由もそれほどありませんでした。(フィルム機は別として)

とはいえフルフレーム(フルサイズ)も残したい

画質やカメラのメカといった面において、私にはフルフレーム一眼レフ機を持っていたい理由は希薄になったのですが、ひとつ問題があります。

先ほどフィルム機は別としてと書きましたがこれこそが問題で、Fマウントフィルム機でも使えるツァイスレンズをはじめとして、35mm版の画角で使いたいレンズはたくさんあるのです。(OM ZUIKO 90mm F2 Macroだったり)

こうなってくると、冒頭の中古カメラ店からのオファーは非常に魅力的。俄然α7IIの魅力が増してきたのです。

Fマウントは電子接点付きのアダプターがない?

そうとなれば、さっそくEマウントを取り巻く状況をチェックです!

フランジバックが短く、マウントアダプターを介しての各種オールドレンズのベースボディとして非常に優秀ということはかねてより知っていたので、まずはF to Eのマウントアダプターを押さえます。

が!どうやら電子接点付きのアダプターは無い模様。Fマウントレンズで使う予定はMFなのでさほど実用には影響ありませんが、レンズ情報がEXIFに残らないのは少々不便。しかし無いものは仕方が無いのでひとまず三脚座付きのものをカートにポン。

とりあえずこれでボディに対するレンズ(Planar 1.4/50とNikkor 35mm f/2)は確保できました。ただ、それだけではちょっと寂しいですよね?ね?

とりあえず理性を吹き飛ばそう

というわけで、以前より気になって仕方がなかったDistagon 2.8/15やMakro-Planar 2/50をぽんぽんカートへ放り込んでいきます。

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当初の目的を見失って収支がおかしくなっている気がしますが、後で帳尻を合わせればいいのです。

ガンガン行こーぜ!

ソニー純正レンズは極端なラインナップ?

ここで、ふとソニーって純正でツァイスレンズあったよね?と思い至り、純正レンズのラインナップをチェックしてみると、あまり食指が動くレンズがないことに気がつきます・・・

いや、無いということはないのですよ。
ただ非常にラインナップが極端というか、ちょっといいなと思うレンズはとても高価で、なおかつマイクロフォーサーズ(というかオリンパス)のレンズで事足りてしまうものが多いのです。逆にローエンドやミドルレンジはどうなのかというと、このあたりも先ほどと同じくマイクロフォーサーズのほうが充実しているんじゃないかと言わざるを得ない状況です。(あくまで私の機材構成や好みでの話です)

確かにVario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSSなどは良さそうですが、メインシステムとしてはあまり気乗りしないなというのがレンズナインナップを見ての正直な気持ち。私のように他にメインのシステムがあるという方のサブシステムには素晴らしいボディ(マウント)なのかなという印象です。

まぁ、マウントアダプターを介して様々なレンズを使えるという大きな武器があるのですから、無理に純正レンズを使うのにこだわることもありません。

ツァイスといっても色々ある

純正にこだわる必要がないと結論が出たところでMFレンズの物色を再開です。

ツァイスといえば現在のコシナ製造のF/EFマウント用ツァイスの他に、コンタックス(京セラ)のツァイスレンズやコシナ製でライカMマウント用のツァイスなど様々なものがありますが、結局は現在のコシナ製ツァイスが好きということで結論を出しました。コンタックスレンズはまたの機会にゆっくり楽しむとしましょう。

なにか忘れていないか?

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ここに来て、何か忘れている気がします。そう、最初の方にチラッと出てきたアレです。そう、OMマウント!

以前どこかで "ツァイスレンズに比肩する国産レンズはZUIKOぐらいだった" といったコメントを読んだ記憶があるのですが、このことが気になっていつかはOM ZUIKOを、と思っていたのでした。

しかし、純正であるオリンパスのOM-Dではオリジナルの画角で使えずなんだかモヤモヤ。D750ではフランジバックの関係でマウント変換が非常に厳しい。そんなわけで忘れかけていたのですがEマウントならいけるじゃないかと超広角から中望遠まで片っ端からカートへ放り込みます。

ふくれあがったカート(物欲)を理性で断じる

ここまで勢いに任せて好き放題レンズを放り込んできた私の買い物カート。
なかなかとんでもないことになっていますので、現在の機材構成や足りない画角、当面の機材構成の方向性など理性によって要不要を断じていきます。絶対防衛ラインは収支0。なんたってE-M1 MarkIIを購入してから半月程しか経っていないのです。

そして、最終的にカートはこうなりました。

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構成が決まったらあとはIYH!するだけだ!

初めての超広角、初めてのOM ZUIKOを試す

単焦点としてはやや暗めのOM G.ZUIKO 21mm F3.5。α7IIと一緒にやってきたのは初の超広角!初のOM ZUIKOレンズ!コンパクトなレンズが多いOMシステムですが、念のためにアダプターは三脚座付きをチョイスです。

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さっそく1/3ほどバッテリーを充電して日没までのわずかな時間、試し撮りに行ってきました。

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まずは絞り開放から。
周辺の減光はそれなりにありますが、古いレンズなのでそんなもんでしょう。

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もういっちょ開放で。
ツァイスとはちょっと違うけど、なかなか力強く立体的な描写です。

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F8だかF11あたりに絞って。
撮影自体には問題はありませんが、レンズ情報をボディに伝達できないのはこういうときに不便ですね。

少ないサンプルでしかないのですが、私にはNIKKORよりZUIKOの方が好みに合ってるのかな?とにかく、マウントアダプターがFとOMと2種類揃ったことだし、これからは幅広くレンズを楽しめそうです。

追記

後日、α7IIで使う超広角レンズとしてZUIKO AUTO-W 21mm F3.5からCarl Zeiss Jena Flektogon 20mm F2.8に置き換えました。わずかに1mmですがもう少しワイドな画角が欲しかったこととZUIKO 21mmは陣笠歪みが気になってしまったことが理由です。

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