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写真で綴る、趣味と猫と旅行のノート

デジタルデュープ Kodak T-MAX 400

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デジタルデュープ(デジタル一眼でのフィルム複写)の仕組みがおおかたルーチン化できてすっかり楽しいこのごろです。今回はいつものα7IIとSIGMA 50mm F2.8 EX DG MacroではなくE-M1 Mark IIとZD 50mm F2.0 Macroで、コダックのモノクロフィルムT-MAX 400をデュープしてみました。

たしかこのフィルムは初めてEktar 100を使って上野と谷中を歩いた途中で入れ替えたフィルムだったのですが、その後、藤を撮りにあしかがフラワーパークに行ったときもその撮り残しだったので「なんでリバーサル入れてこなかったんだ」と自分を恨んだ覚えがあります。

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しかし、しかし。

1年と少しを経て、フィルムの満足の出来るデジタル化フローを作れた今、その時の自分の判断に感謝しなければいけません。滑らかな階調ときめ細かい粒子で描かれるモノクロ写真はただただ美しい。

デュープしたデータを取り込んでみて本当に感動しました。ありがとう1年前の私。

ハイキーもローキーも自在

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取り込んだネガデータは1年以上も前の撮影なので想定していた露出のイメージはうろ覚えなのですが、Lightroomのライブラリに取り込まれたフィルムストリップを眺めてみると、このフィルムはハイでもローでも上手に表現してくれそうな気がしてきます。

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ネガポジ反転して簡単にトーンを整えると被写体がぐぐぐっと浮かび上がってきます。あぁ、この瞬間がたまらない。

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補正ブラシで軽く焼き込みをするとさらに良い。この辺りはフィルムをデジタル化することで得られる大きなメリットですね。焼き込みや覆い焼きをトライアンドエラーできるって。(といっても紙焼きでやったことなんて数える程しかないんですけど)

EM129057.jpg この写真、Flickrで初めてExploreに入りました。

それはともかく、フィルムをデジタルデュープすることで得られたのは高精細なデータだけではなく、フィルム自体の魅力を再発見できたということがとにかく嬉しい。

スキャンで苦労した割に「こんなもんか」になるとやっぱり気持ちが続きませんし、逆にこんなに素晴らしい写りだったのか!なんて驚きがあるとそれだけで楽しくなりますね。

E-M1 Mark IIとZD 50mm F2.0 Macroでデュープする時の注意点

この組み合わせではレンズ先端に直接スライドコピーアダプター(ES-1)を装着して目一杯伸ばしても、最短撮影距離に足りません。ですので私はステップアップリングで 52mm > 55mm > 58mmで拡げてHAKUBAのメタルフードを介し、今度はステップダウンリングで58mm > 55mm > 52mm > ES-1と繋いでいます。これで概ね左右がぴったり等倍になりますので、α7IIとSIGMAの50mm Macroよりもやや高い倍率でデジタル化が可能です。

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