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写真で綴る、趣味と猫と旅行のノート

広角ズーム AI AF-S Zoom-Nikkor 17-35mm f/2.8D IF-ED を買ったのだ

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これまで迷いに迷った広角ズーム。結論から言えばタイトルの通りAI AF-S Zoom-Nikkor 17-35mm f/2.8D IF-EDというレンズに着地したのですが、今さらなぜそんなに古いズームレンズを選んだのかという話をしてみたいと思います。(冒頭の写真がほとんど答えのような気がしますが)

どのフォーマットで選ぶのか

使うカメラ(マウント)が一種類であればそのフォーマットに合わせてレンズを選ぶだけですが、私はMFT(マイクロフォーサーズ)とソニーEマウント(アダプターを介してフルサイズのマルチマウント)という機材構成です。

そんなわけで以下の4本が順当な候補になりました。全体的に明るさより軽量さを優先している候補です。SIGMAの12-24については完全にロマン候補ですが…

レンズ名 マウント フィルター
M.ZD 7-14mm F2.8 PRO MFT 角形
LEICA DG VARIO-ELMARIT 8-18mm/F2.8-4.0 MFT 丸形
Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA SONY E 丸形
12-24mm F4 DG HSM | Art(+MC-11) SONY E 角形?

候補としてピックアップしたもののイマイチ踏ん切りが付きません。OLYMPUSのM.ZD 7-14mm F2.8 PROに決めかけていたのですが、MFTのボディはE-M1 MarkIIの1台のみ。広角ズームを使おうと思うとレンズ交換を余儀なくされます。行動しながらのレンズ交換はザックを下ろしたり、しばらく立ち止まったりと時間や手間がかかってしまうという悩みが発生します。

となるとVario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZAかと、そんなことを考えながらマップカメラで探していると「AI AF-S Zoom-Nikkor 17-35mm f/2.8D IF-ED」が目に留まります。電子接点を持ちAFも使えるフィルム全盛期〜デジタル黎明期のNikon 大三元の一角で、物理的に絞りリングを備えMFもダイレクトに使えるレンズです。

私はフルサイズ一眼としてα7IIを使っていますが、基本的にフィルムカメラのNikon F3とレンズを共用したいためα7IIでもFマウントレンズ主体にレンズを構成しています。唯一広角だけはM42のFlektogonでしたが、これがAI AF-S Zoom-Nikkor 17-35mm f/2.8D IF-EDに置き換えられればFで統一できてスッキリ!(何か間違っているような気がしています)

おまけに撮影には支障がない程度の線キズありということで相場の半額を下回る価格で出ています。ハイ!考えるのヤメヤメ!これでケッテーイ!

さっそく試し撮り

望遠端

考えるのが面倒になったのでポチッとしてしまったのですけど、実はD750を使っていたころにも一度検討はしていたんですよね。ま、届いちゃったものは仕方ないので早速撮りに出かけましょう。梅の季節ですし越生のうめりんに会いに行きましょうか。

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望遠端の35mmの最短F8。ド逆光ですがほわほわになることもなくこってりとしていてシャープ。なんだかこの描写は覚えがありますね…

あぁ、これこれ。同じ時代のNikkorの描写傾向でしょうか。逆光強くてゴリゴリしたディテール描写。これは期待できるんじゃないですか?

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たぶんこれも望遠端で開放だったと思う(EXIFが残っていないので)けど、最&高じゃないですか。オリンパスのレンズとは描写傾向が明らかに違うので手持ちの他のレンズとテイストを合わせて行くのはちょっと骨が折れそうだと感じるものの、これはレンズの方からグレートなやつ撮りに行こうぜ!って囁いてくるやつです。

広角端

ようやく本領、広角端の出番です。

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広角の試し撮りなら滝だろう、ということで越生梅林からほどちかい黒山三滝へ。ここは午前中の方が陽の入り方が良さそうなんですが、使い勝手も含めた試し撮りなので構図を決めたらパパッとやっていきましょう。

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F11〜22あたりで調整しながら撮影してみて驚きました。これ全域Micro-Nikkorみたいな広角だ… PhotoYodobashiによれば最新レンズに較べると甘さを感じるところもあるという評価ですが、これ以上バキバキにする必要がある?というぐらいにシャープで細かいディテールがとても強く描きこまれるレンズですね。

はよ山持って行きたいぞ。