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写真で綴る、趣味と猫と旅行のノート

絶景と暑さのせめぎあい、夏の谷川岳の家族登山

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7月半ばの三連休、以前から登りたいと思っていた谷川岳へ念願かなってようやく登ることができました。昨年の秋に麓の一ノ倉沢へは訪れたことのある谷川岳ですが、次こそは上からの景色を楽しみたいと思っていた山です。

北陸と関東を隔てる壁のような谷川連峰、雲が引っかかることも多い場所ですがこの日は山の上でも熱中症になるほどの快晴に恵まれ素晴らしい景色を堪能することができました。ということでそんな一日を振り返っていきます。

ルート

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ルートは谷川岳登山としては最も一般的?な天神尾根コース。今回はMovescountでマップ設定、同期したTraverse Alphaでナビゲーション。XPERIA XZ PremiumでYAMAPも併用しつつ紙の地図とコンパスも保険として。登山届けは前日にCOMPASSから提出しておきました。

この辺りのルート設定や登山計画はどうするのがベターなのかと試行錯誤しつつあれこれ併用しているので二度手間・三度手間といったことが起きているのですが、登山前の予習と考えればその手間も悪くないなという気もします。

ロープウェー・リフトでショートカット

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連休中ながらロープウェーの始発狙いの時間帯なら関越道もほぼ渋滞なしで6時過ぎにベースプラザへ到着。簡単に準備を済ませてチケット売場へいくと想像以上の行列でした。6:30ごろに我が家が並んだときにはフロアを一往復した端っこあたり。チケットカウンターが開く直前にはもう一回折り返していました。

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そういえば、妻が健康管理としてSUUNTO 3 Fitnessを使い始めました。GPSを搭載していないので登山などのアクティビティーには向いていない機種ですが、運動量や睡眠の質などをモニタリングできるのでGPSアプリ(YAMAPなど)と併用すれば休憩やエネルギー補給の目安を知るのに良いのかなと思います。(まだ使い始めたばかりなのでTraverse Alphaも含めてそのうちレビューしてみようと思います)

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話は戻ってロープウェー。長い行列ではあったものの3分間隔で運行されているので予定より若干遅れた程度ですぐ乗車できました。「あ、ヤマノススメで見たやつだ。」なんて子どもと話しながらスタート地点の天神平までさっくり標高を上げていきます。ロープウェーの青いガラス越しなのでどんよりしているように見えますが、この後はしっかり晴れる予報なので大丈夫。

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ついでにリフトでもういっちょ標高を上げてしまいます。下に見えるのはロープウェーの天神平駅。

登山開始

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リフトから天神平を見た時は霧がかかっていましたが直後に歩き始めると山頂方面はご覧の空模様。こうやって振り返りながら山行日記を書いているとよくあの先っぽまで歩いて行ったな〜なんて気持ちになります。毎度のことなんですけど少しずつでも歩を進めることの大切さを実感します。

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リフトで登るとスタートからしばらくは下りです。子どもの足に合わせて30分ほど歩いて天神平から登ってくるルートと合流。

避難小屋で小休憩

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そこからさらに30分ほどで熊穴沢避難小屋へ到着。この辺りは樹林帯で日陰になるところもあるもののログを見てみるとすでに33℃を超えていたようで、少し予定タイムより遅れは出ていたもののバテる前に補給します。事前の計画ではトマの耳─オキの耳の往復で休憩含め1時間ほどを見ていたのでそこで調整することに。

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避難小屋で10分ほどの休憩をして再出発すると渋滞が発生していました。好天の百名山ということもあって仕方ないですが、進まないけど休めもせず気温が高いという状況はなかなか焦れったいですね。

森林限界を超えて

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標高1500mを超えたあたりから森林限界を超えて展望が開けてきました。完全に陽を遮るものがなくなりジリジリと焼かれる消耗戦。少しばかり熱中症っぽい症状が出てきて気がかりですが、目指すピークが間近に見えてきたことが救いです。2倍に薄めたアクエリアスにマルトデキストリンを加えたスポーツドリンクをこまめに補給しつつ風に当たれる場所を探しながら進みます。

先日のセミナーで聞いて以来、水分補給はハイドレーションからではなくこのドリンクを中心にしていますが、今回は本当に助けられました。(ハイドレーションはほとんど補充用のウォーターバッグ状態)

コカ・コーラ アクエリアス パウダー 5袋

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H+Bライフサイエンス 粉飴マルトデキストリン 1kg

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ボトルも今回からサーモスの保温ボトルからキャメルバックのポディウムチルに換えてみました。保温力はお察しですが、ハイドレーションの様に吸わなくてもボトルを押せば飲めるのは運動しながらの水分補給ではとても楽でした。

CAMELBAK(キャメルバック) ボトル 保冷ボトル ポディウムチル レッド 21OZ 620ML 18892091

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高山植物を眺めながら肩の小屋へ

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肩の小屋がチラチラ見えてきていよいよピークが近づいてきました。左手には新潟側へ伸びる稜線や高山植物に彩られた岩など目に楽しいものが溢れています。(35℃を超える暑ささえなければ…)

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DSC_5284-Pano.jpg 昼食はこんな景色を眺めながら。中央左が川棚の頭、その奥が万太郎山?リンク先Flickrで約64MPのパノラマ写真になっています

11:30ごろ肩の小屋到着です。ちょうどお昼にいい時間ですし食事と休憩をして今後の予定を調整します。

というのもザックを下ろして回復した私と逆に、この暑さで妻と子どもがちょっと調子を崩してしまったから。そんなわけで、二人には肩の小屋で休んでもらっている間にカメラと水だけ持って一人でトマの耳まで行ってくることにしました。時間には余裕があったもののオキの耳はまた秋にでも行くことにしましょう。(ピークから戻ってくると肩の小屋にヤマノススメのコミックが置いてあって子どもは退屈せずに楽しんでいました)

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トマの耳へ

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肩の小屋からトマの耳へはザックを下ろしたこともあって写真を撮りながらののんびりペースで10分程度。途中振り返ると肩の小屋がなんとも素晴らしい絶景ポイントに位置しているのかよく分かります。

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標高1977mのトマの耳へ到着です。右端のピークがオキの耳。あちらまで行けば一ノ倉の方もよく見えそうですが次回のお楽しみに。

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こちらは反対側。陽の当たりにくいところはわずかに雪が残っていました。それにしても標高が2000mに満たない山でこんな景色が見られるのは面白いですね。

下山

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肩の小屋で休んでいた家族と合流して下山です。さいわい室内が涼しかったこともあって妻も子どももすっかり元気になっていました。中で休んでいる方の中には熱中症か汗冷えかでかなりグッタリした方も数人いましたし、この日は気持ちの良い眺望とひきかえにかなり過酷な条件だったのかもしれません。夏に限らずですが、汗対策と水分補給の大切さを目の当たりにした気分です。

ともあれ、気力も回復しましたのでケガをしないように気をつけて下山。さよなら谷川岳。

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ちなみにfinetrackで「夏山で脱初心者 登る前に知っておきたい 山の知識」というとても参考になるTipsが公開されていました。持っていく水の量の目安や汗の処理の仕方など知っておくと快適かつ安全に山が楽しめる内容になっています。

www.finetrack.com

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といいつつ、下山途中にもドラマチックな光景があったのでパシャパシャと。紅葉を見にまた来ます。