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写真で綴る、趣味と猫と旅行のノート

新緑トレック、棒ノ嶺の桜を目指して

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山頂の桜を目指して

なんだかんだと家族の予定があわず春山から遠ざかっていたのですが、雨模様から回復したGW後半戦に約1年ぶりに棒ノ嶺へ登ってきました。事前情報では山頂の桜がちょうど見頃らしいということと、藤やツツジに新緑なども楽しめるかなと期待しつつの家族登山です。

今回のルート

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約1年前の2018年4月にも棒ノ嶺には登っているのですけど、今回はその時の反省からルートを白谷沢をピストンするコースにしました。いくつか理由があるのですが、代表的なものとして下りを岩茸石から分岐する尾根道を使うと延々杉の根っこを眺めることになるということと、上下で同じルートを使うことで上りでロケハン、下りで時間にゆとりを持って撮影できるといったあたりです。

また、下りを麓のさわらびの湯のそばに出る尾根道ではなく白谷沢にすることで登山口の目の前まで車を持って行けるのもポイント。釣り客もいますしわずか数台の駐車場なので必ず停められるという保証がないのでややバクチ要素ですが、往復で1時間近く時間を節約できるのは子連れトレックでは大きいですね。

子連れ登山は時間の貯金がとにかくだいじ

心配していた駐車場も空きがあり、さくっと準備して6:47登山開始。念のためさわらびの湯を起点にした計画(CT x 1.3)では登山口に着くのが7:19だったので30分チョットの時間と体力を稼げた計算です。怖がって足がすくんだり、鎖場でフォローアップしたりと余裕を見た計画でもどこかしら予定以上に時間や体力が必要になる子連れ登山、3年目にしてようやく勘所が掴めてきました。

子どもはただでさえ後続に抜かれたり、渋滞させてしまうプレッシャーがかかって焦りがちなので稼げるところでとにかく時間を稼いでおくのがだいじ。

朝の光を楽しむ白谷沢

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登山口からしばらくは木漏れ日がキレイな森の中。谷筋の道の脇には紫陽花が花開く準備をしていました。桜を目指して登っているのに不思議な感じです。

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振り返ると爽やかな朝の光。ハンドストラップでぶら下げたTG-5で軽快にスナップしていると、山を楽しむカメラとしてはこれぐらいがちょうどいいのかもという気がしてきます。

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前日の雨で濡れた杉の木が放つ濃密な木の香りに包まれて体が覚醒していくのを感じます。(花粉が収まってしまえば杉だって、ね)

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上り始めて最初の沢にあたるあたり。この景色を見るのは3度目なんですが、良い具合に横から光が入ってくるのでいつもここで気合いが入ります。

清涼な沢と暴力的な緑の中を行く

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スタートから45分ほど歩いたところで藤懸の滝に到着。ここから牢門と呼ばれる巨岩の裂け目を抜け、鎖場や天狗滝といったアトラクション的なゾーンに入ります。

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一応道はあるものの沢をバシャバシャ何度も渡りながら登っていくのでGORETEXを使ったそれなりの登山靴(とスパッツ装備)でなければ大変かもしれません。スニーカー~トレッキングシューズぐらいのライトな靴もよく見かけますが、石の上を渡っていくので当然滑ることもありますし、足首ぐらいまでのドボンもあります。下山まで含めたルートのうちまだ1/4程度の行程なので、ここで濡れると1日中不快ということになります。

上の写真で手前の流れを横切り、左から巻いて奥の岩の裂け目(沢)を抜けて登るという道がしばらく続きます。とても楽しいのですが足下はしっかりしたものを履いておかないと楽しさも半減です。

finetrack(ファイントラック) スキンメッシュソックス 5本指クルー FSU0213 BK L

finetrack(ファイントラック) スキンメッシュソックス 5本指クルー FSU0213 BK L

加えて、finetrackのスキンメッシュソックスを履いておくと終始サラサラで過ごせます。

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さて、藤懸の滝から牢門を抜けると濡れた若葉が高く強い日差しに照らされて新緑が爆発していました。

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そこから振り返るとこんな様子。様々なスケールの特徴的な岩や、その間を縫う流れに苔やシダなど、ネイチャーフォトのモチーフがこれでもかと詰め込まれた空間についつい興奮してしまいますが、撮影するのは下りと決めているのでザックを降ろすのは我慢です。

山頂でお花見

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沢ゾーンを抜けて林道をまたぐと尾根道ゾーン。もう少し早い時期ならカタクリなどが咲いていて楽しめるのですけど、山頂まではたまに山桜が見えるだけで展望も少なくわりと単調な道が続きます。

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そんなわけでカメラを構えることもほとんどなくいきなり山頂です。途中、ちらほらと山桜が残っていたので山頂の桜は…

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山頂標の横の桜は既に散って葉桜になっていたものの東屋のそばの桜はギリギリ間に合いました。ほとんど桜のためだけに林道分岐から山頂まで歩いたようなものなのでほっと胸をなで下ろしつつ昼食のおにぎりを頬張り、記念写真の撮影です。

山座同定アプリを変えてみた

お腹が膨れたところでせっかくの山頂ですし周囲の山を展望してみましょう、ということでPeakFinderというアプリを起動します。今までAR山というアプリを使っていたのですが、Androidのアップデート以降起動できなくなってしまったことと、そもそも山名がズレてしまうのを調整できなかったので代替として探してみたのです。

で、今回がPeakFinderを初めて山頂で使う機会だったわけですが、これ、とにかく最高です。詳しくは以下のツイートとスレッドを見てもらいたいのですが、まずグラフィックがカッコイイのに始まり、オフライン(携帯の電波がなくても)でも使える上に、表示される稜線と山名がARでズレていても手動で目印になる山に合わせることができるので「あの山、なんだろう?たぶん○○だけど自信ないな」という問題が山頂で即解決します。

そもそもは山座同定の補助をするためのアプリですが、街中にある展望台からでも使えますし、意外な山が見えていたことに驚けるので600円というプライスは破格です。おまけに開発がスイスのデベロッパーで海外の山にも対応しています。

PeakFinder モバイル

撮影は下りでゆっくりと

予定より2時間ほどタイムも巻いていますし、あとは下山しながらゆっくり撮影を楽しむことにしましょう。

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「春を追いかけて(追いつけなかった)」

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「Dive into the Nature」(マムートのSNSキャンペーンに応募した写真)

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特にタイトルは付けてないですが、強い木漏れ日が差し込んでくる瞬間は好きなシーン。

下山後のお楽しみ

棒ノ嶺に登った後はさわらびの湯でひとっ風呂というのがお約束。それほど大きな温泉施設ではありませんが、こざっぱりしていて結構好きです。

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ちなみにこの日は麓の名栗川の河川敷でBBQをしていた方々も入浴に来ていたらしく、私たちが出てくると入場規制をしていました。こんなの見たことない…

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お風呂でサッパリしたあとは下山ラーメンです。棒ノ嶺からは少々離れるものの飯能方面へ行った帰りはだいたい日高の花さんしょうという担々麺専門店に行くのが定番化しています(彼岸花で有名な巾着田のそば、屋根に大きく担々麺の文字があるお店に見覚えのある方も多いのでは?)。ちなみに秩父方面に行ったときは珍達そばがルールです。

hanasansyo.com