SpaceFlier

写真で綴る、趣味と猫と旅行のノート

CP+ 2019 を振り返って

エビフライはもはや通過儀礼?
エビフライはもはや通過儀礼?

2019年2月28日〜3月3日の4日間パシフィコ横浜で開催されたカメラと写真映像のワールドプレミアショーCP+。私は3月1日(2日目)に行ってきました。今さらCP+で発表された製品についてのレポートなんかは周回遅れ感しかない(という言い訳、見る時間がとれなかっただけでした)ので個人的に「ここは見てよかった」「見逃してたな」といったポイントをまとめて来年に備えておこうと思います。

初めまして・お久しぶり

TwitterのタイムラインでもCP+は展示会というよりお祭りみたいなコメントをよく見かけたのですが、今年初めて見にいってお祭りという意味を実感しました。

というのも一部の方を除いて事前に「会いましょう」と約束したわけでもないのに、少し歩くと「お久しぶりです」または「初めまして(SNSやブログではやりとりがある)」と、ほとんど一人で過ごす時間がありませんでした。だれかがTwitterでカメクラ同窓会みたいなんて言っていましたがたしかにその通りで、新製品のタッチアンドトライ以上に素敵な出会いと刺激を受けた一日となりました。

改めてCP+でお会いできたみなさんありがとうございました。

なぜか○○が増えた

会場に着いたらまずチェックしてきたいのはアネックスホールで併催されているフォトアクセサリーアウトレットや中古カメラフェア。狙っていたアイテムが格安で手に入れられるチャンスであることはもちろん、ふだん大型の店舗でも展示されていないことも多い製品が並んでいたりと要チェックのイベントです。

会期中日ごとに在庫は補充されるようでしたが、開場から時間がすすむほどにおいしいモノは少なくなるので、狙っているアイテムがあれば最初にチェックしたいエリアです。もちろん私もいい雲台があればなんて考えて、まっさきにアウトレットへ向かいました。

午前中に三脚が2つ増えて途方に暮れる
午前中に三脚が2つ増えて途方に暮れる

その結果、雲台を狙っていたはずの私の手にはなぜか三脚が2つ増えていました(ひとつはクジビキで当たったものです)。なんでこうなった……

私はヴァイテック(マンフロット)ブースで190goカーボンを25,000円でゲットしたのですが、ヴァイテックブースの向かいにLeofotoやVanguardがブースを構えていたのは価格帯的に比較しがちな製品を一挙に見られるのでありがたい配置でした。

参考までに190goのカーボン仕様(脚のみ)は4万円前後が相場です。

中判用レンズも
中判用レンズも

他にはリコーイメージングブースではPENTAX 67や645用のレンズがアウトレットになっていたりするので、ランチにビールを飲んだりした後にやってくると大変なことになりそうですので、やはりここを訪れるのは午前中が安心ですね。

ちなみにPENTAX 67用レンズはフランジバックの長いニコンFマウントでもアダプター経由で使えるのでMFとはいえサンヨンが35,000円というのはなかなかの破壊力です。

先入観を打ち崩してくれるデモ

α9ベータ版ファームによる瞳AFの実演
α9ベータ版ファームによる瞳AFの実演

よこいちさん(@yokoichi777)によるα9のベータ版ファームの瞳AFの実演は、落ち着いた語り口でとても聞きやすくソニーのカメラに対する認識を改めさせてくれたデモンストレーションでした。瞳を認識・追尾するまでのレスポンスの速さについて、ミラーレスのAF、いやレフ機のAF含めても1歩先の次元にあるような印象です。正直なところα9を侮っていましたが、こういった自分の中の先入観をぶち壊してくれる機会を得られるのも良いですね。

木村 琢磨氏による「思いのままに風景写真を仕上げるテクニック」講演
木村 琢磨氏による「思いのままに風景写真を仕上げるテクニック」講演

先入観を打ち崩すといえば、Adobeブースにて行われていた木村 琢磨さんの「LightroomでRAWの性能を引き出そう!思いのままに風景写真を仕上げるテクニック」と題された講演も良かったです。技術的にはRAW現像のエントリー層に向けた簡潔な内容ではあるのですが、RAW現像を通して、写真ってこんなに自由に作っていいし、楽しいんだよというメッセージをAdobeという巨人のブースから発信するのは素敵だなと感じました。

試写コーナー

Milvus 1.4/50Otus 1.4/55
ZeissでMilvus(左)とOtus(右)の試写

Zeissの試写コーナーはとてもよく考えられてるなと感じました。既発売のレンズであれば量販店などで試写すること自体は可能ですが、様々な質感の被写体(ファーニチャー・紙・革・機械・人物)が適度な距離に配置されているのは「分かってる」感がありました。過去に使っていたPlanarやMakro-Planarと最新のMilvus/Otusの違いがどうだみたいなのはもちろんあるんですが、このブースの作りに魅せられました。

見逃していたブース・モノ・コト

ここからは見逃していたブース・モノ・コトです。帰宅後~会期終了まで各サイトのレポートやライムラインを見ていて「あぁ、これは見逃していたな」とか「試しておけば良かったな」といったものです。

photo.yodobashi.com

まずはこちら。カメラのメンテナンスグッズを取り扱うVSGOブース。センサークリーニングキットは私も使っていますが、効率の良い作業法とか扱い方などを質問してみたかったですね。

dc.watch.impress.co.jp

IrIXという以前から気になっているスイスのレンズメーカー。ブースの前は何度も通っていたのですが足を止める余裕がありませんでした。このメーカー、上記のリンクでも紹介されていますが、同じ光学系で素材の違う鏡胴をラインナップしてたりして面白いんです。

photo.yodobashi.com

最後はやはりPanasonic S1/S1Rでしょうか。タッチアンドトライが40分待ちだったのでスルーしてしまったものの、後日 #手持ち長秒チャレンジ しなかったことを激しく後悔しました。ネタとか抜きで、これ(数秒単位の手持ち撮影)ができるか否かって撮影時にとれるアプローチの幅がかなり変わるのですよね…

当日はこれ以上ないというほどに楽しめた2019年のCP+ですが、振り返ってみるといろいろと見落としていたこともありますし、会えなかった方もいます。全てを満足できるようにというのは欲張りだと思いますが、来年は少ししっかりとスケジュールを組んで回りたいと思います。

あと名刺とビジネスパス!まさかこれほど人と会うとは思っていなかったので来年はしっかり用意して臨みます。