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写真で綴る、趣味と猫と旅行のノート

ほどよくエキサイティングで展望よしの破風山を歩く

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だんだんと山を登ったときにしか記事を書かないブログになってきてる気がしているこのごろ。単純に忙しくなってきて手が回らないだけなのですが、できごとをまとめておくと「この時期のこの頃は何していた」と一年後に思い出しやすいのでせめて山行記ぐらいはやっていきます。

破風山(はっぷさん)

タイトルでネタはバレているわけですけど、秩父の破風山を登ってきました。破風山は埼玉県皆野町にある636.5mのいわゆる低山で周囲8ヶ所に登山口があり、高尾山のように何度も楽しむことができそうな山でした。もちろん電車で直接アクセスができる高尾山のようにアクセスがいいわけではありませんけれど…

詳しい山の様子は皆野町の産業観光課が発行している登山マップでどうぞ(少々重いのでPCでダウンロードするのがおすすめ)。 皆野町役場産業観光課発行 皆野アルプス 破風山登山マップ(PDF 75MB)

さて、そんな破風山、季節は12月の半ば冬枯れで陽が射し込みやすくなった樹林帯歩きでもなんて考えていたら、紅葉の見頃を少し過ぎたばかりという鮮やかな景色を楽しめる山行となりました。YAMAPでも山行記録をまとめています。

yamap.com

秩父華厳の滝からアプローチ

8つの登山口の中から比較的に登りごたえがありそうで、帰りに滝の観光ができる華厳の滝登山口からアプローチすることにしました(トイレと登山口が近いというのもポイントだったりするのですけど)。下りは水潜寺か風戸(ふっと、日野橋登山口)のどちらかへというゆるめの計画。

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準備を終えていざ出発。華厳の滝側は山の北側なので日は昇っていても薄暗く、意気は揚々としていても写真は非常にダークです。すでに冒頭の写真の撮影データでお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、今回のカメラは思うところがありPENTAX K-3にDA 20-40mm F2.8-4 Limitedという組み合わせです。このカメラについてはいずれまた別の機会に。

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駐車場からゆるい下りをしばらく歩くと右手に細い橋と登山口が見えてきます。見張りでもいそうな小屋が目印で、登山口には登山者数を数えるカウンターが置いてありますので一人一回ずつボタンを押しておきます。登山ポストが見当たらなかった(見つけられなかっただけ?)のでCOMPASSから電子で提出しておきました。

仄暗い北向きの谷に歩を進める

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奥多摩の海沢もそうなんですが、北向きの谷って正午近くにならないとあまり光が入ってこないので、基本的にこんな感じのトーンの写真が続きます。暗いかわりにというのも変ですけど、人も少なくて静かなので山に没頭できる感じがして私は北向きの谷がわりと好き。

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しばらく行くと登山道から一度小さな集落へ。

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あまり人気がないものの、道の周りはそれなりに人の手が入っている様子でちょっと不思議な感じ。爽やかに抜ける青空を背景に自然に帰りつつある家屋をいくつか眺めながら再び森の中へ。

稜線、そして最初のピーク「天狗山」へ

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再び薄暗い森へ戻りましたが、今度は整然とした杉林がしばらく続きます。薄く入ってくる光が作るアブストラクトな風景を写真におさめながらピンク色のテープを追いかけて迷わないように気をつけます。

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「迷いやすそうだし暗いときにここは歩きたくないな」なんて思っていると目の前に鮮やかな紅葉。登山口に向かう車中でも意外と紅葉が残っていることを見ていたものの"遠目に見て"のことですし、近くで見るとしおしおなんじゃないかと思っていたんですが、意外や意外、まだまだきれいです。

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冬枯れの中を歩くつもりで来ていたので驚きはありますが、今年は低山の紅葉を楽しめてなかった気持ちもあったのでこれは嬉しい誤算。なんて考えていると稜線に出ました。北向きの静かで暗い中を歩いてきて急に明るい光が入ってくる瞬間がうまく言葉にできないけど好きなんですよね。

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こういう光が射し込んでくる瞬間なんだけど、伝わるだろうか。

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伝わるかどうかは個人的な感覚なので置いておくとして、ほどなく最初のピーク「天狗山」に到着。

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頂上の祠の向こうには素晴らしい景色が広がってた。「うん、破風山おもしろいぞ」という確信みたいなものが出てきました。

なるほどアルプス?プチ縦走気分を味わえる稜線

というのも天狗山を越えて次のピーク「大前山」そして「破風山」へは稜線をあるくプチ縦走になるわけですけど、600mそこそこの低山のゆるっとした感じかと思いきやなかなかアトラクティブなルートなのです。

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一見すると燃えるような紅葉に包まれる絶景ではあるものの、急勾配に落ち葉がどっさりつもっていて油断できない斜面があったり

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キッと起ち上がる鎖場があったりとバリエーションも豊かだし、低山のわりに眺望も良くて気持ちいい。

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ここは二つ目のピーク「大前山」。

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大前山の少し先にある眺望ポイント「武蔵展望台」からの眺め。関八州展望台より控え目な名前なのに眺望は圧倒的にこっちがいいぞ!映画「空の青さを知る人よ」に出てくるシーンにそっくりだななんて感じたんだけど、同じ秩父の同じ季節の風景を見てるんだからそりゃそうですよね(舞台設定的には一つ向こうの山あたりかな)。

「空の青さを知る人よ」オリジナルサウンドトラック

「空の青さを知る人よ」オリジナルサウンドトラック

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武蔵展望台から少し進むと「札立峠」。ここが水潜寺登山口からのルートとの合流ポイント。鎖場が苦手な人は華厳の滝ルートを外して水潜寺ルートにすると難所をパスできて良いかも知れません。

破風山で山頂ランチ

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札立峠を過ぎたら山頂はすぐ。昼食は山頂の先にある東屋でと考えていたけど、いい天気だしスペースもそこそこあるので山頂で取ることに。冬は少しとろみがあった方がいいよねということでこの日の山ラーメンはこれ(カップヌードル リッチ フカヒレスープ味)。標準コースタイムで2時間ちょっとというコースなので強烈な空腹感があるわけではないけど、青く高い空と紅葉を眺めながらのランチは至福です。

関東ふれあいの道で下山

昼食後、もともと計画していた水潜寺ルートで降りるか迷ったのですが、せっかくなのでサブプランにしていた関東ふれあいの道(満願の湯方面)へ降りてみることにしてみました。下山する頃にちょうど風戸入口のバス停にバスが来るいいタイミング(休日は2時間に1本ぐらいの運行本数)。

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鎖場がつづいた稜線と違い、こちらのルートは紅葉が彩る鮮やかで穏やかな道が続きます。

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午後になってすこし暖かみを増した光を楽しみながら下るとあっという間に下山完了。

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コーラを飲みながら15分ほど待っているとバスがやってきましたので華厳の滝までわずかですがバスの旅(160円でした)。霧ヶ峰で八島ヶ原湿原から車山肩へバスで戻った時も感じたことですけど、下山後にバスでゆられるのってなんともいえない心地よさありますね。

秩父華厳の滝

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車を回収するついでに華厳の滝を眺めて行きます。名前の由来は日光の華厳の滝に似ているからとかなんとかだそうですけど言われてみれば…?それ以上に赤と緑の岩に深い青の水が印象的な滝です。

その後、秩父で下山ラーメンと言えばここしかないでしょう?ということで「関東甲信越で有名」な珍達そばへ。楽しい一日になりました。

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余談

破風山山頂の写真以外は基本的に撮って出し、もしくはカメラ内現像で仕上げていますが、PENTAXのカメラは面白いですね。かなり柔軟に絵作りできるカメラになってます。